
北京オリンピックのサッカー会場にもなったスタジアム、北京工人体育場の商業化に際して行った改修。
工人体育場は、中華人民共和国成立十周年を記念して建てられた国家プロジェクト「十大建築」の一つである。建設の決定から竣工まで10ヶ月という驚異的な短工期で建設され、骨組みを露にしたその極度に合理的な外観からは、共産革命成立時の人々の熱狂をわずかばかりではあるが感じ取る事ができる。
敷地周辺には商業ビルやバーストリートが多くあり、スタジアムの敷地内にもナイトクラブやレストランが多く立地している。そして、この工人体育館自体も、高い商業的ポテンシャルを持っていると判断され、オリンピックの終了を機に商業化の道が模索されることになった。しかしながら、中国の近代史において重要なメルクマールであるため、大規模な改修は行えない。最小限の改修で最大限の効果が得られるようなリノベーション計画が要求された。
そこで、30カ所ある建物の各スパンに、風除室を兼ねた小さなボックスを取り付ける事とした。貸床面積を僅かに増やすこのボックスの上部には、テナント看板のためのスペースを用意し、さらにその内部には、夜間、建物をライトアップするための設備スペースがある。ボックスの天井は光天井とし、スタジアムの周辺の街路灯も兼ねている。



效果图
Type: Stadium / Renovation
Place: Beijing, China
Area: 400sqm[renovated area]
Period: 2008.11-2009.01 [Design], 2009.02-2009.06 [Construction]
Team: Daisuke Tofuku, Tong Ling, Wang Yaohui [Pan-China], Hoshiaki Ishikawa [Equipment]
Construction: Sports Window Co. Ltd.
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