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June 2010 Archive
天津でW杯
出張が重なり、ワールドカップは天津で観戦する事に。帰国する日本人留学生さんの送別会があるとのことで、彼がバイトしていた弁護士事務所や、その関連会社の経営者の方たちと一緒に街頭のレストランへ。歩道にテーブルが所狭しと並び、煙がもうもうと立ちこめている。天津でも有名な所らしい。

中国でも売れてます。たぶん。
バス停。

「日本版は発売12日で100万部という空前の記録!」とある。日本では吊り広告など、そこかしこに新刊書の広告があるが、中国では単一の本でこんな大きな広告を打つのは珍しい。
ネットで雑誌をまとめ買いしたら、「1Q84お試し版」が同封されていた。最初の2章くらいが載っていた。こんな事も今までになかった。かなり力が入っている様子。中国ではベストセラーになっているのだろうか?
天津のファシズム、1933
- June 18, 2010 8:00 PM
- architecture/design | art | book | china
最近、出張で天津に行く事が多くなっている。いつもは街に出る事はなく、直ぐに北京に戻っているのだが、先日は時間が空いたので、散歩がてら商業地区の視察をしようということになり、施主と租界地区を歩き回った。僕が天津を初めて訪れたのは5年前。この5年間で天津の街並は大きく変わり、以前は閑散としていた租界地区もすっかり商業地区となっていた。
2008年にイタリア租界を訪れたとき、その一隅に建つ建物に興味を持った。無骨な構成、装飾類から、イタリア1930年代の近代建築、しかもファシズム下の公共建築の様式を持っている事は遠くから見ても明らかだった。その時は零下10度くらいの寒さで、「おそらく銀行か何かだろう」という事にしてタクシーの中に逃げ込んでしまったが、今回は近づいて銘板などを観察する事ができた。「国威発揚のためのファシズム建築がなぜ天津にあるのか?」という疑問はこれで氷解するはずだったが、ネットで調べるうち、却って謎は深まってしまった。その建物の名は「原回力球場」という。