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TVCC:とりあえずおしまいにします。

例の火災以降、アクセスが増えている。技術的な見解(というか推測)については、前回のエントリのコメント欄に書いているので、そちらを御参照下さい。

別用で実家に電話をかけたところ、当然のようにこの火災の話になり「どうするの、あんな煙突みたいな吹抜けを作って!」となぜか怒られた。日本のテレビ等でも、僕がここで書いた事と同様の推測がされているらしい。今後、中国に限らず、超高層の吹き抜けには厳しい規制がかかる事だろう。仕方がない事ではあるが、日本の耐震偽装事件の後のように、一部の特殊なケースに合わせすぎて建築業界全体が停滞する事態は避けたいものだ。海外には客室が大きな吹抜けに面するホテルが数多くある。ガラス張りのエレベーターでそこを登っていく高揚感が全くなくなってしまうのは寂しい。

亡くなった消防隊員の方にはお悔やみ申し上げるが、多数の人名が奪われる大惨事にならなくて本当に良かった。でも、仮にオープン後で人が居たならば、初期消火で消し止められ、これほど大きな経済損失にはならなかったかもしれない。また、シャッターが作動して、煙突が形成されるのが避けられたかもしれない。不謹慎は承知の上だが、現段階では、設計や施工のミスというよりも、色々とアンラッキーが重なって起こり、拡大した火事だと思っている。

くだらない関連ニュースとしては、
こんなコラや、こんなTシャツが出て来ているとスタッフが教えてくれた。
・「大火災のビルのデザイナーはマギー・チャンの恋人のドイツ人著名建築家!」みたいな記事まで出てきた。いろいろと突っ込みどころ満載だが、くだらなすぎて突っ込む気にもならない。

ある友人は、9.11とアメリカの世紀の終焉になぞらえて、「僕らのスター、レム・クールハースの時代の終焉」と日記に書きつけていた。確かに、建築を勉強した同じ世代の人間にとっては、それくらいのインパクトがある事件だ。では、次は、一体どこへ向かうのか。いろいろ考えさせられる。

この火災関連のニッキは、少なくとも原因とメカニズムがハッキリするまでお休みとします。次回からは愉快な?ニッキに戻ります。

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