東京に居る頃は毎週のようにCDなりLPなりを買い込んでいたが、中国生活が長くなるにつれ、帰国時にもあまり買わなくなった。大抵の曲はiTunesで買えてしまうし、多少マニアックな曲も「日本が世界に誇る音楽バイヤー」N氏がサンプル盤をくれる。今の僕のiPodの中は貰ったPヴァ○ンレコードの曲と、iTunesで買ったメジャー曲がひしめいている。
で、最近の僕の音楽生活はドコに向かっているかというと、これ。

真空管アンプ。最近は、日本でも真空管が静かなブームなんだそうで、僕自身もそれに乗っかってしまった。なんで今真空管なのか?は日本の流行ウォッチャーの方に分析を任せるとしても、自分の個人的な理由もある。「いま、(一応)共産圏にいるから」だ。
「静かなブーム」のおかげで、今でこそ真空管を見る機会は増えているけれど、ちょっと前まで一部の好事家だけが持っている「高級オーディオ」の代名詞のような存在だった。先進国がトランジスタに移行し、真空管の製造を止めてしまう中、シコシコと作り続けていたのは共産圏の国々だけだった。今でも作っているのは、中国、ロシア、ポーランド(?)それくらいらしい。
って事は、高級オーディオが中国だったら安く作れるってことじゃん!と思い、とりあえず手始めにキットでも作ってみるか、とエレキットのTU-870というモデルを購入して北京まで運んだ。

中学生以来のハンダ付け。ヘタクソ。2万円弱と、このキットは素晴らしく安い(最近廃番になり、25,000円程度の後継モデルが出た)。僕は即席のオーディオファンなので、音の善し悪しはイマイチよく分からないが、特に不満はない。一家に一台の名器といってもいい…かも。
完成後、中国でどうやって作るか考えるべく、いろんな本に目を通してみたけれど…全然分からない。高校生の頃、物理の中でも特に電気が苦手だった事を忘れていた…コンデンサーとか、電子が貯まって帯電するのは分かった、でもなんで帯電しなきゃいけないのか意味わかんない!とか思っていたのを思い出した。
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Comments:3
- yosomist September 23, 2008 11:31 PM
どうも。
タイトル見て30になったオレのことかと思ってしまいました(笑)。しかし中国ではまだそういうことが可能なのですね。
一応アマチュア無線技師なので(!)、
真空管とかいろいろ勉強したような覚えが…うらやましいです。- ogat September 24, 2008 6:19 AM
小学校の頃に高額なアマチュア無線講座の一式を
買ってもらい、1ページ目で挫折しました。コンデンサが帯電することさえ、いまだによく分かりません、、、
- tofuku September 24, 2008 6:53 PM
>yosomist さん
三十路突入、おめでとうございます。ようこそ。
作ったのは日本製のキットです。ElekitというメーカーのTU-870というエントリー・モデル。これは本当におすすめです。久しぶりにハンダゴテを握ってみてはいかがでしょうか。秋葉原には真空管専門店もまだ幾つかあります。>ogat さん
ご無沙汰してます。子供の頃、親に学研の「電子ブロック」をねだった覚えがあるのですが、「どうせすぐ飽きるから」と買ってもらえなかった覚えが…。さすがに親はよく分かっていますね。コンデンサーは、電流は通したくないけれど電圧を与えたい時に使うものではなかろうか、というのが僕の仮説です。で、なんでそうしたいかは全く分かりません。