Home > Archives > May 2007 Archive
May 2007 Archive
東京に居ます。
- May 21, 2007 1:22 AM
- none
現在バタバタと東京に戻っています。
頑張って書いたエントリーが、パソコンの不調で消し飛んでしまいました。お前、今度絶対ハードディスク初期化してやる!
北京在住日本人の間で話題の、先月の「ブルータス」北京特集号を読みました。このニッキは、「北京のオシャレでニートでヤング、カッティングエッジかつコージーな情報を発信する」のを目的にしていましたが(笑)、その必要も無くなったようです。だって、僕が知らないところ含めて、全部載ってるもん。
さて、これからどうしましょう。25日にバタバタと北京に行く予定ですので、それまでに考えます。
スローガンシティ #2
- May 6, 2007 6:52 PM
- china
ご無沙汰してしまいました。最近はスパムコメントがやたらと増えましたね…スパムも見捨てるくらい閑古鳥が鳴くサイトだったのに。いいかげん削除するのにも辟易してきたので、スパムフィルターをいじくってみました。慣れていないので、ちょっと不具合が出るかもしれません…

バナーを見ていて思い出したことがある。
北京に来たばかりの頃は、ローカルと食事に行く道中に街の看板の漢字の読みをひとつひとつ教えてもらっていた。中国は外食率が高いためレストランが多く、覚える発音はいきおい「食べ物系」が多くなる。「川菜」はチュアンツァイで四川料理の意味、羊肉串はヤンロウチョアンでヒツジ肉の焼き串の意味。等々。

もちろん、中には保険会社の広告などもある。「生命」という字を指差し、「『セイメイ』?『ショウミン』?」などと一生懸命当てようとしていた。もちろんそう簡単にあたるはずはない。正解は「シェンミン」である。

ご存知の通り、日本語の漢字の読みには音読みと訓読みの二種類がある。音読みは漢字の導入と同時に入ってきた読みの事であるから、当然、中国語における漢字の読みは音読みに近いはずであるし、少なくとも日本語の音読みと中国語の発音との間には何らかの法則があるはずだ。その変換表が作れれば、中国語の習得はグッと簡単になるだろう。…などと考えていた。
…でも、それもそう簡単な話ではなかった。もちろん、簡単に作れるようならとっくに誰かがやっている事だろうし。

音読みには、日本に導入されて来た時代に応じて幾つかの種類があり、「呉音」、「漢音(正音)」、「唐音(宋音とも呼ぶ)」に分けられる。特にメジャーなのは呉音と漢音だ。呉音は仏教伝来と同時期に中国南部の発音が朝鮮半島経由でやってきたモノで仏教用語に多く、漢音は平安時代にもたらされた北方の発音で政治用語に多い。

例えば「生」の呉音は「ショウ」で漢音は「セイ」だ。平安時代には、新しくやってきた漢音の方が「イケてる」ものだったらしい。現代においてもその感覚は多少残っているようだ。「一蓮托生」だとか「一生懸命」だとか「生涯」だとか、「ショウ」と読むコトバは仏教オリエンテッドなだけあって少し説教臭いニュアンスを含んでいる。イッセイ・ミヤケがイッショウ・ミヤケではオシャレで無くなってしまう。(最後の例は松岡正剛氏が「『情報の歴史』を読む」という本の中で挙げている)

中国語の方も一筋縄ではいかない。標準的中国語である普通語は北京語をベースにしていて、北京語は清朝に醸成された言葉である。清朝は北方から侵攻してきた満民族が打ち立てた王朝であるので、北京語は、「満族が漢字を読んだ時の発音」で成り立っているんだそうだ(満民族は元々独自の文字を持っていた。様々な民族に統一されながらも、それら全てを逆に「漢化」して呑み込んでいったのが中国の歴史だ)。だから、日本語の音読みとの違いは益々大きくなる。

とはいえ、同じ漢字であることには代わりはなく、単純ではないものの一定の法則性はある。例えば、「明」「名」「命」「冥」の日本語の音読みは全て、呉音が「ミョウ」、漢音が「メイ」である。そして、中国語の発音も全て"ming"「ミン」となっている。

不思議なことだけれど、「看板読みレッスン」を続けていると、だんだんと正解率が高くなっていく。頭の中の変換表に少しづつ修正が加えられていく感覚だ。これまでダラダラと書いてきたように、この変換表は様々な民族によって編集が加わえられてきた大変複雑なものだ。ヤマト民族、漢民族、満民族、朝鮮民族…商人や知識人、外交使節などの行き交う人々によって織り成された壮大なマトリックスが、頭の中にすこしづつ出来上がってゆく。
人間の頭と言うのは本当によくできたものだなぁ、と思う(結局これが言いたかった)。
pacemaker
- May 5, 2007 5:51 PM
- music
日々、音楽界に輝かしい1ページを加え続け、その厚さは広辞苑の厚さをとうに超えたと言われるN氏。そのN氏も注目する(であろう)ニュースです。
Engadgetにこのような記事。「世界初のポケットサイズプロDJシステム」との謳い文句です。
PSP同等のサイズに120GBのハードディスクを内臓。タッチパッドでクロスフェード/ピッチベンド/ループ/キュー/エフェクトを制御するとか。ボタンが少ないですね…下がタッチパッド式のホイールになっていて、それで殆どの操作をするんだろうと思われますが…
小さいのが素晴らしい。車に機材を満載して出かけていた日々は遠い昔の話になりそうです。以前ここでも書いたNumarkのiDJ(最新はスクラッチもできるiDJ2)を見たときは、依然としてヴァイナル用ミキサーを引きずっているデザインに「ターンテーブルはターンテーブルでカッコいいけれど、もうちょっと、シリコンオーディオっぽいのはできないの?」と少々不満を感じたものでしたが、ようやく、姿カタチも含めて「未来のDJ機材」ぽいのが登場しそうです。スクラッチができるCDJが出た時以来の衝撃かもしれません。
ラックマウント用の穴が開いているのがカッコいい。
現在、HP(http://www.pacemaker.net/)には画像と簡単な説明のみ。メールニュースに登録すると送られてくるメールにもう少し詳しい情報があります。6月12日に詳細ページがオープン、9月に限定版/10月にプレミア版が発売予定との事。また、同時にPC/Mac用クライアント・フリーウェアを開発中だとかで、そちらも楽しみです。
