- August 25, 2006 7:36 PM
- architecture/design | china
OMAの白井氏に「サイトの横に、よく見える場所があるよ」と連れて行ってもらった時の写真。
現場見学をさせてもらおうと、様々なルートからお願いしているものの、まだ実を結んでいない北京オリンピックのメイン・スタジアム―別名「鳥の巣」。来月初旬に、漸く行けそうな気配になってきた最近、報道陣に公開され、日本の新聞にも載ってしまいましたね。先手を取れず残念。
去年、この「鳥の巣」の鉄骨工場を見学させてもらった時に、とてつもなく分厚い鉄板を切断し、曲げ、溶接して貼り合わせて製作しているのを見て、ぶったまげました。技術的に凄いというものではないし、日本でもやってやれない事はない。でも日本人のメンタリティとしては、絶対にやらない…そんな力技の建築です。
構造形式としてはむしろ稚拙であり、ムダが多すぎる、という批判もあります。この建物が完成した折には、大きな議論が巻き起こる事でしょう。ただ、実際にサイトの横に立った時に感じる迫力は、「ムダ」の一言では排除できない何かがあります。あえて言えば、ピラミッドや万里の長城に通じるような、歴史に残りそうな「ムダ」感です。
以前紹介した井波律子著:「酒池肉林」を思い出しました。やはり、蕩尽は、中国人のメンタリティの奥深くにしまいこまれた重要な要素なのではないか。建築家のヘルツォーグ・アンド・ムロンは、オリンピックという国家レベルの機会を利用して、そこをうまくツツいたのではないか。そして、その蕩尽の果てに何も無い、ということは無いだろう。上海のリニアモーターカーや、有人宇宙飛行の例と同じく、中国人たちにとって、得るものは必ずあるだろう…僕はそう考えています。
いずれにせよ、これだけの鉄骨に取り囲まれるというのは、人類初の体験となるでしょう。完成が楽しみです。
高解像度版の写真はflickr!の方にありますので興味ある方は。
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Comments:5
- Anonymous August 27, 2006 7:45 AM
うぁーい!北京の小旅行について
やっと載った!
その後いかがですか?その節は
お世話になりました。いろいろ見学もできたし
楽しかったです。麻布十番まつりでは体調崩し
(実は入院してしまったの!とほほ)
うかがえずに残念!a+u 8月号 臨時号に 「鉄骨お化け」
の模型や建築途中の工事現場写真が
載ってましたよ。見たかな?
- しのる August 27, 2006 7:46 AM
上記コメント
Anonymous=しのるでした
ごめん!- tofuku August 27, 2006 1:05 PM
> しのる さん
いえいえ、ああいう機会でもなければ、行く機会がないところなので、こちらこそ有難うございました。旦那さんから「入院した」との話を聞きました。1日だけだったらしいけど、大丈夫?
麻布十番まつりでは、しのるさんの義理の妹?さんに手伝っていただきましたよ。全くの偶然で、分かった時は驚きました。世間は狭いねぇ。
そういえば、彼女も9月に北京に来るとか…
a+uの増刊号は、帰国時に購入しました。がっつり載っちゃってるねぇ、スタジアム。
- しのる August 27, 2006 9:13 PM
そう。ちょっと体調崩してねー!
初めて点滴したよ。入院をはじめいろんなことがはじめて
実は病院内で失神してしまって
とても危なかった。まだ体調的にはしゃんとしないんだけど
大丈夫です。***
そう、弟のお嫁さんから
「知り合いになりました」って
メールが来ました。わたしたちの結婚式で
ホントはすでに会ってるんだよね。
わたしの弟には会った?
変わった名前なのでインパクト
あるけど・・・まぁ家族ともどもよろしくお願いします。
(義妹の北京でのアテンド?よろしくね?!)***
そいえばうちも、a+u買っちゃいました!
プラダもすごいとおもったけど、
「鉄骨お化け」知れば知るほど
すごい建築物だねぇ
- tofuku August 28, 2006 1:15 PM
>しのる さん
義妹さん?は北京に知り合いも居るみたいだし、大体の観光は大丈夫そうですね。例えば798とか、案内から漏れそうな所をご案内しますよ!スタジアムの現場は、近くの道路を通り過ぎる時にチラッと見えるのですが、かなりベテランの建築関係者でも、「うわぁ・・・」と感嘆して窓にかじりつきます。インパクトとしては十分です。
ヘルツォーグの所は、実施設計以降は殆んど関わっていないとの噂だけれど…
酒池肉林―中国の贅沢三昧