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人民大会堂

ココロに堅く誓っているわけではありませんが。

今年は、北京十大建築をできるだけ見よう、と何となく決めています。十大建築とは、1960年前後に、人民共和国建国十周年を記念して建てられた建物たちです。国の威信を負うに相応しく、とにかくデカいのが特徴。様式的には、新古典主義、スターリン様式、社会主義リアリズム、といったキーワードで説明できます。驚きなのは、これらの巨大な建物たちが、一年足らずの突貫工事で建てられている事。国を代表する建物だったらもっとじっくり建てようよ、と思うのは日本人的な感覚なんでしょうかね?

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ともかく、昨年の末に行った軍事博物館に続いて、今度は人民大会堂に行ってまいりました。中国の最高意思決定機関とされている全国人民代表大会(全人代)の会場であり、国会議事堂のような存在です。

目的は、「一把酸棗」という中国現代舞踊の鑑賞。国会議事堂でお芝居、なんてちょっと粋ですね。80年代くらいまでは一般人が立ち入り出来るような施設ではなかったのですが、近年ではこういった用途にも使われるようになってきたそうです。

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ドでかいシャンデリアがバカスカ下がるホワイエ。

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大堂内部のインテリアはアールデコ的で、軍事博物館にも共通する優美さがあります。天井の中央にはお約束の紅星。星に向かって天井がせりあがって行っているように見えますが、実際は中央部は周囲よりも低くなっています。照明を巧みに使っています。

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議事堂ですから、座席には机がついています。しかしまあ、一列あたりの座席の多いこと!自分の座席はど真ん中だったので、10人近くの人にゴメンナサイしながら通って行かなければなりませんでした…ここらへんの大雑把さは、中国的。

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肝心の舞台は、高すぎる身体能力と美貌を兼ね備えた男女―ほぼサイボーグ―が繰り広げるスペクタクルロマン舞踊でした。アクロバティックな動きをふんだんに取り入れた舞踊自体のレベルの高さは勿論ですが、舞台美術や、衣装デザインの素晴しさに驚かされました。これってライオン・キングのパクリだよね?というシーンもありましたが、おおむねどの場面もアイディアに富んでいて、完成度も高い。ヘタなミュージカルよりもカネがかかっていそうです。

ググってみると、総監督の張継鋼氏はこの分野の第一人者であると同時に、「解放軍総政治部歌舞団団長」という肩書きもあるようです。つまり、軍専属の劇団の団長なんですね。「抗日戦争勝利60周年記念文芸の夕べ」というイヴェントの監督もやっていたりするようですが…

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終了後、記念撮影していたサイボーグたちをパチリ。中央の男性が張継鋼氏。その両隣が主役の2人。

舞台は素晴しかったですが、観客のマナーが、ちょっとね…

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