- January 12, 2006 6:43 PM
- book
今日の北京は雪です。
毎日新聞の「縦並び社会・格差の現場から」という特集記事を教えてもらい、新年早々暗い記事載せるよねぇ…と思いながら読んでいました。第一部が今日で終了したようです。
これをキッカケとして、年始はこの周辺の本を読むことになりました。なんとも暗い「読み初め」になっちゃいました。
4年前、ワールドカップに熱狂する日本に、「日本も貧富の格差が広がって、ブラジル化してるんだなぁ」なあんて冗談半分で言っていましたが…それも冗談でなくなってしまいました。4~5年前から漠然と抱いていた不安が、次第にクリアーになってきた思いです。
「近頃の若者は…」と書き出すのは自ら「オジサン宣言」するのと同じ。確かにオジサンには違いないけれど、自分から進んで認めるにはまだ早いと思っています。それでも幾度か、
自分より若い世代に対する違和感を耐え切れずに綴ったり、フリーター達にとり囲まれそうな暴論(ごめんなさい)を書いて来ました。自分の中でずうっとモヤモヤとしていたのですが、そういうことだったのか、と少し胸のすくような読後感を得ました。
そして、何よりも、自分自身の事をズバリと指摘された(気分になった)事。社会学って残酷です。今年は、社会学的なカテゴライズから脱出すべく、四苦八苦する年になりそうです。
がんばろっと。
PS 年末年始は何読んでも前向きに解釈できるので良いです。
希望格差社会―「負け組」の絶望感が日本を引き裂く
最終的には、所得でもなく、機会でもなく、「希望」に格差が生じる、というコンセプトが衝撃的。色々批判があるようですが、決定打。
下流社会 新たな階層集団の出現
アンケート統計をネタに、「中流層」の消滅を解説。統計なんてイジリ方と解釈次第で、どんな結論でも導けてしまうものなので、一歩引いて読む必要があります。所々に差し込まれたインタビューがリアル。
カーニヴァル化する社会
2chの「祭り」、「ワールドカップ」。
- Newer: ニコン撤退
- Older: 115,189,533匹め