- January 5, 2006 9:39 PM
- architecture/design
無事、北京に戻って参りましたよ!(半泣!)
今年の正月は、ノンビリ寝正月でした。
…というか帰国と同時に発病したカゼのせいで、そうなってしまった…
本を読んだわけでもない、映画を見たわけでもない、年間計画を立てたわけでもない、初詣にすら行っていない。ゴホゴホ咳をしながら、テレビをひたすら見ていました。
「よーし、お父さん、今年こそマイホーム買っちゃうぞぉ!」
となるのかどうかは知りませんが、家族が揃う正月は、ハウスメーカーにとって絶好のセールス・シーズン。各社、正月を狙って新商品を投入しているようで、様々なCMが目白押しです。
いろいろある中で驚いたのは、栗原はるみ「私が住みたい家」プロジェクトby木下工務店。
レシピ界のネ申、ニッポンのマーサ・スチュワート、日本を代表するカリスマ主婦が遂に住宅業界へ参入。料理、家事…etc、多くのファンを持つ栗原氏のライフスタイルを凝縮した住宅なのですから、栗原フォロワーの主婦達に熱烈歓迎される事は、まず間違いないでしょう。
このような「ライフスタイルの断片(=モノ)を積み上げて行く事によって規定されるデザイン住宅」の流れ、ますます強くなって行っているように感じます。最近では、無印良品の住宅なんかもそうですよね。また、相談にいらっしゃる方の中にも、大きなベランダと大きな窓、吹き抜け、暖炉も欲しい…などなど、沢山の雑誌の切り抜きをお持ちになって、「デザインされた自分の家」を規定しようとする方が多くいらっしゃいます。
あくまで印象論ですが、以前「デザイン住宅」の世界は、カタログ化できない聖地のような存在だったような気がするのです。ここ最近、その部分までがどんどんカタログ化されて売り飛ばされているように感じるのです。
その功罪はともかく、こういった流れの中で、「建築家」を名乗る人々は、一体何をするのか。これは興味あるところです。カタログに新たな1ページを加える程度しか出来ないんでしょうか?
本家のマーサ・スチュワートは、住宅地を丸ごと開発するような都市計画レベルのプロジェクトもやっています。ヘタな建築家よりもよっぽど建築家的。実際、Contentという本の中で、「あなた自身、自分を建築家やインテリアデザイナーだと思ってませんか」との問に、「レム(=インタビューアー:建築家)の前で建築家だとは言いたくはないわ。でも(そうなんです)!」というようなやり取りをしています。
「建築家」という職業の胡散臭さ、ますます倍増中。というところでしょうか。一連の事件もあったことですしね…あれは一級建築士か。
Content
建築家:レム・クールハースとマーサ・スチュワートの対談を収録
建築家捜し
こんな本もありますね
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