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December 19, 2005

再発希望

pumpkin_sculpture.jpg

日本音楽界のドミネーター、N氏へ告ぐ。ピアソラなんか放っておいて、佐藤未樹"I'm A Woman"を再発すること。というかして欲しい。いやして下さい…

もう半年も前になりますが、敬愛するレコード・コレクターのイノウエさんから、ミックスCDを頂きました。ずっと心に引っかかって居たのですが、先月帰国した折に、やっとジックリ聞くことができました。

イノウエさんのミックスは、コレクターにありがちな高価なレコードを自慢するようなモノではなく、またミックステクニックを見せ付けるものでもない、真の音楽ラヴァーならではの内容。新/旧、洋/日、クロスカルチュラルな選曲は音楽生活の長さを物語っています。今回も、(N氏がまだ絡んでいない頃の)ボビー・ヒューズの楽曲に黒柳徹子の語りをカブせるなどのユーモアを織り交ぜた楽しい出来でした。

大抵の曲は、アナログもしくはCDで持っていたり、聴いたことがあったり、もしくはイノウエさん自身から譲っていただいたものだったりするのですが、中でも目を(耳を?)惹いたのは、佐藤未樹による"Spain"。チック・コリアのアノ名曲を華麗なビッグバンドバージョンで歌い上げる、期待の新星!ま、25年前の話なんだけどね。

数ある"Spain"カバーの中でも、最高レベルなんではないかと思った次第です。

DJの人たちがコレクトしているジャパニーズ・フィーメール・ヴォーカル・モノには、日本を代表するソウル・ディーヴァこと笠井紀美子のハンコック共演盤"Butterfly"、日本ジャズ界の元オシャレ・サーティこと阿川泰子の"Skindo le le"収録盤"SUNGLOW"なんかがありますが、これらはいずれもCD化されています。この佐藤未樹盤も、日本音楽会の振興のために、是非再発すべきなんじゃないかな、と思わない?ねえN氏。ご本人も現役バリバリみたいだし。

日本のジャズ・ヴォーカルは、独特の線の細さが特徴だと思っていましたが、この人の声の太いこと太いこと。本当に日本人離れしています。ともかく、このアナログを帰国時に手に入れるのが先決だな。

と思いながらチック・コリアを聴き直す北京の夜。

Butterfly

SUNGLOW


写真は、(どちらかというと)高級料理店に飾られていたカボチャ彫刻。こんな暇があるなら、キチンとダシを取って、味の素の量を減らして欲しいと思うのは僕だけでしょうか。


追記:"Spain"は、山岡未樹(旧姓佐藤)さんのニューアルバム"I'm in Love"にも収録されているそうです。

投稿者 tofuku : December 19, 2005 12:59 AM