- November 25, 2005 4:37 PM
- china
「中国人は日本人と違って、決して謝らない」なんてよく言いますね。これに関して、「中国人は、謝って状況が良くなるわけではないので、謝らないのだ。そもそも、日本人はすぐに謝り過ぎであり、重みが無い」というような論調を良く見かけます。果たしてそうでしょうか。
ビザの申請のために、学校内の担当部署にパスポートを提出していました。しかし、待てども待てどもビザが出ない。帰国の日が近づき、来るように連絡があったのは昨日の事。おお、間に合ったか!とホッとして行くと、オジサンが「これを持って、マンションの公安に行き、次は区の派出所に行き、そして政府外交部に行って居留証の発給を受けて下さい」と言いやがります。帰国まであと1日しかないのに、それだけの手続きを済ませれる訳がありません。
「どうしてこんな書類に3週間もかかるんですか!」と言ったところ、「この書類にはどんなに急いでも1ヶ月はかかる!3週間でも特別に急いでやっているんだ!」と逆ギレされました。日本の中国大使館で発給されるビザは1ヶ月の滞在期限が限度なので、もし居留証の発行に1ヶ月もかかるようだと、だれも居留証を受けられない事になります。百歩譲って、本当に手続きにそれだけの期間が必要ならば、その旨説明すれば済みます。彼は怒る必要はない。彼は怒り出した事で、はからずも自分自身がサボっていた事を証明してしまったのでした。一言「ごめんなさい、次は急ぎます」で済む話だったのに。
こんな事ばっかり。時々、本当にウンザリしてしまいます。みんな自分に責任が来ないように一生懸命で、責任を持って仕事を遂行しようという人が少ない。責任感が無いため、仕事もレベルが低くなる。構造的な欠陥です。
日本人の「ごめんなさい」は、自分の非を認めているだけではなく、「もうしません(次はやります)」という将来的に責任を負うニュアンスを含んでいて、だからこそ社会がスムーズに廻ってるんじゃないのかなぁ、と思うのです。別に日本人は日本人同士、あやまってて問題ないのでは。(念のため書いときますが、靖国問題などの外交問題の事ではありません)
僕は、自分自身では、まあまあの親中派だと思っていますが、道にペッペッ痰を吐いてる人や、汚水を道端にぶちまけている人を見るたびに、自分の中の「愛国心」がフツフツと湧き上がってくるのを感じます。やっぱ、日本って最高だよなぁ、と。
少々体調が悪かったため、北京の「中日友好病院」に行ってきました。日本からの寄付金によって創立され、北京で一番設備が良いとされている病院です。カタコトですが日本語が話せる医師も居て、本当に助かります。どんなに英語や中国語が上手くなったとしても、やはり病気の症状は母国語で説明したいものです…実際上手くないしね。
海外に居る日本人にとって、病院問題は深刻です。ゲンキンな話ですが、どんなにクサッた時でも、この病院に来れば「日中友好万歳!」と思えることでしょう。

元祖日中友好の立役者、鑑真和尚の銅像が中庭を睥睨しています。

そして、中曽根さんの植樹と記念碑が。みんな、この廻りでくつろいでいます。
Comments:2
- 泥酔駐在員 November 27, 2005 12:07 PM
こんにちは。
中国人の仕事ぶりって見ていると、時限爆弾の回し合いみたいな感じですね。ようは自分のところで爆発しなければいいような。「自分のところで爆弾の芯を抜こう」っていう人は皆無ではないでしょうか。
責任を果たす=自分のところで問題なければOK。中国式スパルタ資本主義の成れの果てのような気がします。
- tofuku November 27, 2005 3:24 PM
>泥酔駐在員さん
書き込み、光栄です。
>>時限爆弾の回し合い
全くその通りで…ほんとに、なんだかなぁです。私も含め、日本人の仕事は、その「爆弾処理」が殆どなんではないでしょうか。自分のまわりで働く中国人達は、かなり改善されてきましたが、一歩外に出るとまだこの調子。
この前も、外部の業者に指示を出したところ、「メンドクサイ(麻煩)のでやりません」と来ました。「メンドクサイ」が仕事をしない理由になるなんて初めて知りましたよ。会社のトップ宛にFAXを入れ、お灸を据えてもらったのは言うまでもありません。