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建築写真

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先週、建築写真家の木田さんが学校にいらっしゃいました。以前、自分が設計した住宅を撮影してもらって以来、4年ぶりの再会です。丁度、ブックフェアーが終わっていてホッとしましたよ。もし、露店に木田さんの写真が掲載された海賊本があったら、しかも、イノセントな笑顔を浮かべた露天商がそれを木田さんに売りつけたりしたら…ドキドキもんです。

私を含めて3人の設計者が集まった食事では、建築写真に限らず、杉本博司氏や、やなぎみわ氏など、昨今の写真を使ったアート作品などにも話が及び、有意義な場になりました。

世界を飛び回りながら撮影を行っている木田さんは、そこらの設計者よりよっぽど沢山の建物を見ているわけですが、本人もおっしゃっているように「建築の専門家ではない」。被写体も、殆んどの場合は、自分で選ぶ訳ではなく、撮影依頼されたもの。カットに対して、かなり細かい注文が付けられる事もある。でも、写された写真は、明らかに「作品」なのです。建築に対して、非常に興味深い立ち位置にある職業だと思います。

建築写真家は、ある意味、「建物を最初に見る」一般人とも言えるでしょう。ファインダーを通した視線は、世間一般の評価へと繋がって行きます。

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