- November 6, 2005 10:20 PM
- china

M君が故郷の大連に帰ってから1ヶ月半くらいが経過しました。「来週、用事で北京に行くから」という電話がありましたが、それから3週間が経とうとしています。相変わらずのダメ人間です。彼は、大連で1年間ぐらい英語を勉強した後、お兄さんが居るカナダへ留学する予定だとか。本当に大丈夫かね。
M君は僕の部屋に居候している間、たまに友人の彫刻制作を手伝ったバイト代や、親の仕送りで生活していました。当然暇なわけで、日がな一日部屋でインターネットをやっている、なんて日が殆んどでした。
どんな風に遊んでいるかというと、不特定多数の人が参加するメッセンジャーのようなソフトを使って、ネット友達と話していました。中国の若者達の間では、こういった直接的なネット・コミュニケーションが発達しているようで、男女が「出会」い、結婚に至るケースもかなりあるとの事です。
ウェブカムで画像を送っている女の子達は、さすがにキレイな子が多いのですが、みんな過度にドレスアップしていて、「自分の部屋でそれは不自然だろう!」と突っ込みどころ満載です。日本女性なら「ネット相手にあんまり頑張ったら変に思われるよね」とか自らブレーキをかけ、せいぜい、出来るだけナチュラルに撮った(撮れた)「奇跡の一枚」を静止画で出す程度でしょう。対して、行けるとこまで行ってしまうのが今の中国。中には、カメラマン顔負けに、自分の顔に向かってガンガンにライトを焚いている子も居たりします。剥き出しの女心が微笑ましい。
中国の男女のコミュニケーション、というと、NHK中国語講座なんかに出てくる「古きよき純朴な男女関係」をイメージされる方が多いと思いますが、実際は、こういったサイトの中ではインモラルな世界が展開しています。自分のセックスシーンを延々とループで流している奴も居れば、チャットルームで突然「脱いでもいい?脱いでもいい?脱ぐよーっ!」と服を脱ぎだす女の子も居たり。もう、メチャクチャ。
M君は裸の女の子には目もくれず、正統派美少女を見つけては画像を保存して「マイ・素人美女図鑑」をシコシコと作っていました。そのエネルギーを他のところに向けろよと思っていましたが、このサイトに心血を注いだお陰で、見事、大連に彼女が出来たそうです。やっぱり、人にはそれぞれ得意分野があると言うことでしょうか。
ところで、ミクシィで、面白いサイトを教えて貰いました。まずは、「ネットを通じた『擬似同棲』サイトが中華圏で流行している」というこの記事をご覧下さい。カップリングされた男女がネット空間で愛の巣を築いていくというもので、それを維持するためには当然お金がかかります。日本にはあるんでしょうかね…
本当の同棲では、一緒に暮らすからには、相手の嫌な所も見ることになるでしょうし、経済的な障害などもあるでしょう。ところがこのサイトでは少々のお金さえ払えば、仮想空間に最良の同棲環境が作ることができ、相手の嫌なところも見ずにすむ。喧嘩したら別れちゃえばいいので、喧嘩することすら殆んどなさそうです。別れるのに必要なエネルギーもありません。
ネットでコンタクトしていきなり同棲、という、実際の男女関係で通過する様々な儀式を一気に飛び越えてしまう点も面白いと思います。従来の「出会い系」サービスと言うのは、何かしら実社会でのフィジカルな(物理的/肉体的の両方の意味)コンタクトを目的としていた所がありました。このサイトにしても、そういった面は確かにあるでしょうが、今までとは全く違う男女関係を創出する可能性があると思います。
ネットで偶然出会い、バーチャル同棲しながら協力してインテリアを整え、実際に会った事もないのに悩み事を打ち明けあう二人。友達の紹介で出合って何回かデートをして、肉体関係もあるが、突っ込んだ話をしたことがない二人。どちらが深い関係なのか。
記事に出てくるサイトはこちらです。やっぱり、同棲期間ランキング一位は美男美女。