東京でのこと。今日はシュラスコを食べよう!と誘われ、キラー通り沿いのあるブラジル料理店に行きました。ブラジル通は「シュハスコ」と呼ぶものらしいですが、ココでは一般的な発音に倣う事にします。そういえば「ブラジルの美空ひばり」ことエリス・レジーナ(一般的にはそう呼ばれてませんので真似しないで下さい)も、本当の発音は「エリス・ヘジーナ」なんだとどこかで読んだ記憶が。まあいいや、ともかくシュラスコ屋に行きました。

(内容とはあんまり関係ありませんが、一応、クァルテート・エン・シーをかけている瞬間の写真)
ここのお店には、シュラスコ食べ放題のコースがあって、これが1500円程度と非常にリーズナブル。但し、その分ドリンク代に上乗せされているらしく、お酒はちょっと高め。そこで出費を抑えたい我々としては、お酒をぐっと我慢して、黙々と塩味の強めの肉を食べ続けることになります。店内は、そのやたらと露出度の高いファッションから、もしくはそのムチムチ/ムキムキ/プリプリのボディから、ひと目でブラジル人と分かる人たちでひしめいており、その味はかなり本格的だと思われます。
肉がブッ刺さった金串を持ったブラジル人店員達が店内をグルグル廻って、少しづつ皿に切り落としていきます。もちろん、ネイティブ・ブラジル人御用達だけあって、最初のうちは美味しいのですが、途中から、食事は「肉修行」の段階に入っていきます。「食べ放題」と聞いてしまうと貧乏性が発動して頑張ってしまうんです。いつもながら、品性の低さを自覚する瞬間です。
まあそれはともかく。
シュラスコ料理と聞くと、あの、はじめ人間ギャートルズライクな肉塊を、陽気なブラジル人達がサンバを踊りながら笑顔で切り落としている、そんな絵を想像してしまいますが、実際は、ソーセージみたいなのもあったりと、肉の形や部位にはかなりのバリエーションがあります。店員は、切り落とす前に「モモ肉?」などと欲しいかどうか聞いてきます。一人のイタリア人が同席していましたので、彼には英語で尋ねていました。
ここで、ちょっと驚くことが起こりました。店員が、僕に「鳥のハツ、如何ですか?」とハツ(心臓)を皿に落とし、次にイタリア人に「チキン・ハーツ?」と尋ねたのです。
ハツ=heartだったとは…