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また来ちゃった

  • Posted by: tofuku
  • July 22, 2005 11:41 PM
  • china

いやー、またやって来てしまいました。北京。

「帰ってきた」と言わないところがミソです。月の8割を中国で過ごしていようと、「僕は東京ベースです!」とアピールしているのです。ですから、東京で「いつ戻るんですか?」と聞かれるたびに、「戻るんじゃなくて行くんです!」と言い返しています。このニッキをご覧の皆様、「東福は北京に『行って』、東京に『戻って』来ている」事を、よおく頭に叩き込んでおいてください。

行きの飛行機に乗る前には、成田空港の本屋で新書を買っています。移動中に気楽に読めるような、読みやすいタイプの本が殆んど。「負け犬の遠吠え」なんかも、成田で買いました。

今回買ったのはこの本。


「中国人と日本人―ホンネの対話」

お互いの国に対して造詣が深い中国人と日本人の間のメール対談を書籍化したもの。議論が平行線になることも無く、非常に冷静な対談。主な主題を「二つの国はこうも違うんだ!」という点に置き、両国の文化的な違いを確認することで、無意味な水掛け論になる事が慎重に避けられています。

日本人は、中国人とのコミュニケーションの場で政治的な話題を避けるという慎み深い国民性を持ち合わせていますけれど、中国人は食事の席でも平気で政治的な話題をふっかけて来ます(特に悪気はなさそうです)。そういう時は「僕は日本人ですので、当然右よりの意見になります」と一言断ってから受けて立つようにしています。そうすると、不思議と相手が激昂することはありません。むしろ、政治的な話題を避けてお茶を濁すほうが、失礼に当たるのではないかと思っています。

中国という国は、つい最近の清王朝の時代まで世界の中心であり、唯一の国だと自負していた様な国ですから、我々が「日本固有の文化」だと思っているような物は、所詮中国文化の変種か亜種のようなものだと思っています。ところがどっこい、考え方から風習まで、何もかもが全く違う。例えば靖国問題について語る上では、外交やら政治について語る前に、日本人と中国人の死生観の違いについて説明することが必要です。

僕は、根本的な問題は、日本人と中国人は、似たような顔をして似たような文字を使っているにも関わらず、全く考え方が違う所にあると思います。考え方が構造的に全く違うのに、双方、自分の土俵で相手を批判しているのが現状…ビジュアル的にヘタに似すぎているものだから、意見が衝突した時に相手のことを理性的に分析できなくなってしまうのです。中国人に日本のことについてもっと知って貰いたいのは勿論ですが、実は、日本人も中国人との本質的な違いを分かっていないような気がします。

まあ、僕は東京ベースなので関係ないですけどねっ。
(典型的な無関心日本人)

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