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April 2005 Archive

ジム連絡

  • Posted by: tofuku
  • April 30, 2005 12:00 AM
  • news

いつも私のニッキをご覧頂き、ありがとうございます。家具の話の途中で止まってしまって申し訳ありませんデス。

最近、自分のニッキを今はやりのウェブログ化してみたいと思うようになり、いろいろ調べているのですが、「今のレンタルサーバーサービスではどうやら無理っぽい」ということが分かってきました。

このウェブページのデザインを「シンプルでカッコいい」と褒めていただけるコトもしばしばあり、「やっぱ、シンプルイズベストだよねっ!」と、このままずっと続けていこうと思っていましたが、やっぱ、トラックバックとか、エントリとか、そういった言葉を使うヤングになりたいじゃないですか。もう32歳だけどさ(しかも独身負け犬)。お客さんに対して「要望を絞り込んで欲しい」とか言うくせに、自分は完全な多機能派じゃん!という批判が聞こえて来ます。でも多機能好き好き日本人ということで許してください。

せっかく、自分達の事務所名のドメインも持っているので、ライブドアとかココログとか、そういったサービスもあんまり利用したくありません。できることなら自分のサーバースペースを利用したい。

というわけで、GWを期に、サーバー変更・ウェブログ化に挑戦してみようと思います。その間、ちょっと繋がりにくくなることが予想されますので、御了承下さい。

帰国

  • Posted by: tofuku
  • April 25, 2005 12:00 AM
  • news

書き忘れていましたが、今日から2週間ほど、東京へ戻ります。

5月1日から一週間、中国はメーデーの連休でお休み。日本もゴールデンウィークということで、戻ることにしました。

なにか楽しげな集まりがあれば、是非誘ってください。

左が完成品の一部です。

手描きとCAD

フリーハンドの図面は、詳しいところを書かなくてもなんとなくデザインの意図を伝える事ができるので、ある程度慣れれば、かなりのスピードで設計することが出来ます。立面図と詳細、それとアクソメ図(立体的に起こしたもの)をチャチャッと書き上げて、クライアントに手渡しました。上に間接照明が載っているだけの衣装ダンスなのですが、ディテールまで描いてあるところがえらく気に入ったらしく、あの部分と、この部分も設計してくれないだろうか?と頼まれました。えーっ、それって殆ど全部じゃん!と思いながらも、イヤと言えない性格が災いして引き受けてしまいました。

というより、食事をおごってもらったから。我ながら、なんて安いデザイナーなんだろうと思います。

最初の一枚を手描きで描いてしまったため、気分的に残りも手で描く事になってしまいました。最近はCADを使って作図することが多いため、これだけのスケッチを手で起こすのは久しぶりで、手を鉛筆の粉で真っ黒にしながら、シコシコと描いておりました。なんだか懐かしい気分。

ちょうど、僕が大学生の頃に、CAD、CGといったコンピューターを使ったツールが設計の現場に導入され始めました。僕は大学の卒業制作をパソコンを使ってやったのですが、事例としてはまあまあ早い方だった記憶があります。そして社会人になるころには、CADやCGはこの仕事の必需品のようになっていました。導入されたばかりなので、先輩達はコンピュータは使えず、使えるのは研修を受けた若手だけです。そうすると、スケッチや打ち合わせ等の仕事は年長者の仕事、スケッチのトレースやプレゼン資料の作成は若手の仕事、という住み分けができてしまいます。ある意味、僕らの世代は不幸だったと言えるかもしれません。僕自身も、実務を扱えるようになるまでにかなりの時間がかかりました。

一方で、設計の世界というのは、これまた体育会のノリが強いところでして、「建築は手で描かなければダメ!CADの線には魂が籠っていない!」というようなカルチャーがあります。CADを毛嫌いする気持ちは分からないでもないですが、ある種、「コンピューターに仕事をとられてしまう」というような錯覚があるのでは?と思います。ローランドの元祖ドラムマシン、TR-808がリリースされた時、「ドラムが必要なくなる!」とドラマー達が不買運動を起こしたことが思い起こされます。でも、それ以降、ドラマーが居なくなったでしょうか?世界には依然として沢山のドラマーが居ますし、むしろ「敵」だったシーケンサーやサンプラーを駆使して音作りをしています。逆にそういったことをしなかった人たちが淘汰されていったのではないでしょうか。

もし、モーツアルトやマイルスがコンピューターに出会っていたなら、噛り付いて独自の表現を引き出していたでしょう。僕は、口ではどんな偉そうな事を言っていても、コンピュータを使えない設計者(もしくはクリエイター)は失格だと思います。もちろん、手描きも大切ですが、新しいツールに挑戦することも、大切なプロフェッショナリズム。僕自身も、意欲的に挑戦して行きたいものです。

パーカッショニスト、おがたたけろうさんのニューアルバムがリリースされました。ネイティブ楽器の極致ともいえるパーカッション。そのプレイヤーが綿密なスタジオワークを通じて作った音世界。私も帰国後、聞くのを楽しみにしています。

自分勝手

中国では、建物の外装や構造と、インテリアが完全に分かれています。ですから、人々はガランドウのマンションを買った後に工事業者やインテリアデザイナーに依頼して、自分の好みの内装に仕上げます。そんなわけで、オフィスビルでも住宅でも、外から見える窓の中は、部屋毎に全然違う、という事態が起こります。建物の一体感を重視する日本とは明らかに違うカルチャーですね。日本人は協調性を重んじ、中国人は各自の利益を追求する、なんて言いますが、そんな国民性の違いも出ています。まあ、自分勝手な中国人といってしまえばそれまでなんですが。

中身空っぽの状態で建物を買うわけですから、建物の外観は派手なものが好まれます。そして、後から内装を(素人趣味で)やるわけですから、そちらも派手になりがち。派手の相乗効果です。

こちらでやっている仕事のクライアントが、最近マンションを買いました。ドイツ風のフラッツでして、現在インテリアの工事中。その中のワードローブをデザインして欲しいと頼まれました。えっタダで?と思いましたが、手描きのスケッチで済ませば、2-3時間もあれば済む仕事です。これで後々仕事が楽になるんなら安いもんだ、というわけでチャチャッとやってしまいました。

家具実験#4

この写真は、最終的にできたものではありません。

中国では、最初に渡した図面どおりに作ってくれない代わりに、「試し」を作らせて確認することができます。これは、もう4ヶ月ほど前になりますか、ある家具メーカーに作って貰ったもの。中国の物価は安い!という先入観があったので、材料は、集成材を使ってみたりしたのですが、予算が大幅にオーバー。中国は建設ブームの影響からか、建材の価格はイッチョマエです。あと、部屋がこの色で埋め尽くされてしまうと、山小屋風や純喫茶風になってしまいそうなので、もっと安いMDFという種類の合板に変えることにしました。

この話、長々と続ける話でもないような気がしてきましたが、もうちょっと続けます。

家具実験#3

実は今日、この家具が完成しました。出来は…うーん、100点満点で70点くらいです。出来てくるまでは、ここで紹介し始めちゃったけど実物がひどかったらどうしよう…と思っていましたが、何とか紹介しても差し支えないレベル。かなぁ。

なぜ一つの単位が37センチなのか。板の厚さを2センチとすると、上下あわせて4センチ。中には33センチ角のスペースがあるわけです。これは、A4ファイルが無理なく入るサイズ。そして、実は、レコードも入るようになっています。まあ、ちょっとキツイですが。建築の仕事は、大きな紙を使うことも多いので、本当はもっと大きいほうが良いのかも知れませんが、そうすると際限なく大きくなってしまいます。

ちょっと話はそれますが、建築設計の人には「A3サイズが入るかどうか」という基準でカバンを選ぶ人が多いです。実際、プレゼンテーション資料は、A3版で作成する事が殆どですし、打ち合わせもA3の紙を使って行います。そんなわけで、僕も「A3カバン」の購入を検討したことがありますが、どうにも不恰好になってしまうし、選択肢も限られてしまいます。建築でA3を使うったって毎日ではありません。大きな資料を持っていくときには、別の専用の図面ケースを持とう、そう考えると、カバンの選択肢がズバッと広がる事に気づきました。

何が言いたいかと言うと、建築の仕事をやっていてよく思うのは、お客さんはあれもこれも、いろいろ詰め込もうとしがちです。もちろん、住宅の場合、おそらく一生に一度の、おそらく一番高い買物ですから、多くを求めたい気持ちはほど良く分かります。でも、その部屋なり機能が、本当に必要かもう一度良く考えてもらいたいです。「ここだけは譲れない」という点に出来るだけ要望を絞り込んで貰った方が良いと思います。

例えば収納。「収納は多ければ多いほどいい」という考えの方が多いです。建売住宅などでは、プランニング上生じた無駄なスペースを収納にして、「収納たっぷり」を謳っていたりします。でも、良く考えられた設計には、初めから無駄なスペースは殆どありません。また、収納を高密化したところで、限界があります。持ち物をできるだけ整理し、収納を減らして、普段生活する空間を大きく取ったほうが、よほど住みやすいと思います。

箱の上下には穴が明いていてネジで固定することができるようになっています。左の絵のように、間を空けたりして、いろいろな組み合わせで積むことができます。

なんか今回は「家作り相談」みたいになっちゃいました。反省。

家具実験#2

家具実験の続きに戻ります。

本業の方がありますので、この家具に多くの時間を割くことはできません。また、「技術に劣る」とされる中国の職人に、いきなり日本レベルの図面を渡しても恐らく無理でしょうし、細かい打ち合わせの度に周りの中国人に通訳を頼まねばならず、迷惑をかけてしまいます。ですから、できるだけ単純にする必要がありました。

また、いつまでこの部屋で仕事をするかも分かりません。他の部屋へ移動するかもしれませんし、ひょっとして他に部屋を借りるかもしれない。人数だって増えるかもしれません。ですから、できるだけフレキシブルに、色々なレイアウトに対応できるような計画にする必要がありました。

その結果が左の図面。A4版1枚の中に、全ての家具を作るのに十分な情報が入っています。そして、何一つ難しいことはやっていません。5段階評価で、難易度1です。

37センチ角のキューブ状の箱を1ユニットとし、そのユニットを組み合わせて棚にするという主婦的なアイディアです。2段積んで上に板を載せれば、机にもなります。1個だけでもスツールやゴミ箱として使えます。なんか、昔の子供用の家具のようなテイストですね。

反日デモ#2

  • Posted by: tofuku
  • April 17, 2005 12:00 AM
  • china

ここ数日、日記を書こうとするも、やはり盛り上がる反日デモに触れないのは不自然、かといって相手はそう簡単に語りえない大問題。どう書こうか悩んでしまい、眠くなって寝てしまう…そんな悪循環で筆が遠のいてしまいました。

今週末、北京は平穏でした。というよりも、町村外相の訪中を控え、国の威信をかけて首都での反日デモを力づくで抑え込んだ、という感じでしょうか。先週から風邪をひいてしまって引きこもり気味だったため良く分からないのですが、聞いた話では繁華街では多くの警察官が配置され、少々物々しい雰囲気だったとの事でした。

僕の職場は美術大学内にあります。雰囲気は至って普段と変わりなく、土日も職場に行き、普通に作業していました。とはいえ、学生達は表現者(の卵)の集まり。いつ何の拍子で暴走し始めるか分かりません。土曜日は学校はお休みなのですが、学内の共産党書記は全員登校し、学生達が反日デモを行わないよう目を光らせていたそうです。(中国の学校には、不正が行われないようにチェックする為に、共産党から書記が派遣されています)

確かに、中国国内のマスメディアでは殆ど報道されていませんが、会う人会う人、反日デモが各地で行われている事を知っています。
確かに断片的な情報しか知らなかったりもしますが、情報過多でない分、冷静な意見を持っている人が多いのに驚かされました。判断するのに十分な情報を与えられているものの、ともすれば情報の渦に巻き込まれてしまいがちな日本の状況と対照的だなあ、と感じました。

この件についてはまた書くことになるでしょうね。

食事会

  • Posted by: tofuku
  • April 13, 2005 12:00 AM
  • china

今日は、工事会社の招きで、夕食に行って来ました。中国人40人に対して、日本人1人という状況。これで投石されたら一たまりもありませんが、皆さん「彼は日本からの客人」という歓迎モードでして、楽しく食事をさせてもらいました。中国では、「乾杯(ガンベイ)」と言って杯をぶつけた時には、器の中のお酒を全て飲み干さなければ相手に対して失礼にあたります。というわけで40度のお酒を都合40杯、飲み干すことになりました。死にそうです。遠のく意識の中で、「これって新手の反日活動ですかぁ…」とつぶやいて居ました。

印象に残ったのは、ある担当者が言った、「東福兄よ、私は日本、ドイツ、アメリカ、色々な国の会社と仕事をやってきたが、日本の会社の方法が一番優れていると思う。あなたからも色々学ばせて貰いたい」という言葉です。おそらく、経験量としては私より彼の方が遥かに上であろうにも関わらず、この謙虚さ、そして貪欲さ。根拠レスに自信満々な日本の若者と対照的です…本当に日本が中国を恐れるべき点は、このモチベーションの高さです。

もちろん、「私が知っていることは全て貴方に教える、だから中国の建設についても色々教えて欲しい」と答えました。彼を失望させないように、僕自身もこれから勉強しなければなりません。ある意味、最強のプレッシャーだと思います。

家具実験

写真は僕の職場の風景。週の半分くらいはココで仕事をしています。

椅子は、他の部屋から借り出してきたもの。机は、以前ここで作業をしていた会社が「新しいのを買ったのでもう要らない」と置いていった粗悪なお下がりを使っています。ある意味では「中国っぽさ」十分ですが、デザインワークをするには殺風景過ぎます。そこでこの部屋の家具を一新する事にしました。

予算は日本円にして10万円程度。この中で私と仕事上のパートナーの4人分の机、打ち合わせテーブル、作業台、書棚、椅子を揃えなければなりません。中国の物価の安さを考えても、コスト的に少々きついです。勿論安価な家具(ドンキに置いてあるような)で揃えれば納まるでしょうが、それではやってくる人たちに「デザイン事務所」としてのハッタリをかますことが出来ない。

北京で建築の仕事をする事になったころ、同業者達から様々な噂を聞かされていました。簡単に言うと「図面どおりに作ってくれない」「勝手に変更する」「無断で作る」などなどのトラブルが頻発するとのこと。日本での建築の現場では、コスト等の様々な事情で「なあなあ」な感じで物事が決まっていくことはあっても、設計者に全く相談がない、ということはまずあり得ません。不安です。

「どのくらい言うことを聞いてくれないか」という事を身をもって知るために、今回の家具は全て、図面を書き、特注製作にすることにしました。これから数回、この「家具製作実験」の模様をレポートしようと思います。

今回もつつがなく。

  • Posted by: tofuku
  • April 11, 2005 12:00 AM
  • china | news

終わりました。ラジオ。さすがジェームズさん、デモの話に触れながらも無理なく日常の話題に持っていくあたりはナチュラル・ボーン・ナビゲーター。

いくつか励ましのメールを頂きました。ありがとうございます。一部ネットでチェックさせて頂きましたが、日本ではかなり過激な映像も流れているようですね。ネット以外に情報源がなく、また、ドップリと中国人生活に浸かってしまっている僕からすれば、まるで他の国の出来事のようですが…日本大使館周辺の外人用マンションに住んでいるような大企業の駐在員の皆さんは、気が気ではないのでは。心中お察しします。一言アドバイスするとするならば、ヘタにNHK衛星放送とか見れちゃうから怖くなるんです。いや、単に羨ましいだけです。

投石などによってガラスが割られた日本料理店や日系企業も、気の毒です。中でも一番気の毒なのは、日本びいきの中国人に連れられ、2・3回ランチに行ったこともある「松子」という日本料理店。この店が被害にあったとの情報をネットで知りました。

まず、看板にはゲイシャがデーンと描かれています。店員は勿論和服ですが、何かちょっとくたびれた感じで、温泉芸者のようです。店の入口には勿論招き猫が鎮座しています。店名こそ場末のスナックみたいですが、内装も外観もカラテ・キッド的な日本観に彩られています。グローバル・スタンダダイズド・ジャパンネスとでも言いましょうか、日本人がいくら躍起になって否定しようとも、世界中の人から見れば日本以外の何モノでもない。そりゃ標的になります。

何で一番気の毒かというと、この店、日本の資本が全く入っていないんです。オーナーは、アメリカで日本料理店に勤めた経験のある中国人だそうでして、おそらく、経営陣にも従業員にも、日本人は殆ど居ないと思われます。アメリカ直輸入のグローバル・スタンダ…(以下略)のお陰で、とんだトバッチリを受けてしまいました。

ちなみにこの店、ランチバイキングは食べ放題、飲み放題で900円程度とリーズナブル(現地の経済感覚からすれば高めですが)。味も、かなり日本の味付けに近いほうだと思います。

反日デモ

  • Posted by: tofuku
  • April 9, 2005 12:00 AM
  • china | news

来週月曜日、日本時間の夜11時頃~、またLove FM(九州国際エフエム)、Insight内のASIAN RECIPEのコーナーに出演いたします。今回で三回目。

今回も、日記に書いてあるネタを題材にお話することになりそうなので、今週末は政治的な話題抜きの内容にしようと考えていたのですが、北京で学生たちによる大規模な反日デモが起こり、そうも言ってられない状況になってしまいました。たぶん、番組的にも、全くその話に触れないというのは不自然なくらいに大きな事件。最悪のタイミングです。まあそこらへんはジェームズさんの腕の見せ所。とくと拝見しましょう。

このデモの情報は昨日の昼に私の所に入ってきました。中国政府が政策的に情報関連企業を誘致している中関村(ジョングアンツン)という場所がありまして、その真ん中に「海竜電子城」(ハイロンデンズチャン)というビルがあります。規模はだいぶ大きいですが、東京の秋葉原デパートみたいなものを想像してもらえばいいと思います。パソコン関係の商品を扱う小さなショップが沢山入っています。その海竜ビルの前の広場で、2万人規模のデモが予定されている、との事でした。実はここ、3日ほど前に行ったばかり。危ない危ない。

つい先日は成都のイトーヨーカドー、深センのジャスコが襲撃され、中国人たちに「北京は安全。なんつったって首都だからね!」と励まされたばかり。僕もてっきり大丈夫だと思っていたのですが…蓋を開けてみれば大使館やら吉野家は投石されて窓ガラス割られるわ、日系の商品の看板は壊されるわ、かなりの大事に。しばらくの間、外出は控えようと思っています。

今回の反日デモは過去最大級とか。中心となっているのは学生など、若い世代です。中国政府が反日教育に力を入れだしたのは90年代の中ごろからということもあって、その教育を受けた子供達が今回のデモを組織しています。

先々月、中国人たちを連れて日本を旅した際、日本に対する印象を尋ねてみると「日本人はみんなとても親切」との事でした。同じく20代である彼らの中の日本人観が一変したとの事。非常に誇らしい事ですし、苦労してガイドしたかいがあったというものです。今まで、沢山の中国人と接して来ましたが、海外留学などの経験があって、広い見識を持つ人物ほど過去の話よりも、未来の両国関係の話をしたがります。できるだけ多くの中国人にナマの日本人と交流してもらいたいですし、逆にできるだけ多くの日本人にナマの中国人と交流してもらいたい。結局、相互交流、相互理解。月並みな話になって申し訳ないですが、それくらいしかこの問題の解決法はありません。何にしても時間が必要。

今回のデモが問題にしているのは、毎度の靖国問題、日本の国連安全保障理事国入り問題、尖閣諸島(釣魚島)問題、そして教科書問題。これらの問題については、いずれ思うところを書くこともあると思いますが、まだまだ勉強不足なので、先送りさせてください。

落ち込んではいませんが、女性からの励ましのメール、お待ちしています。

ご無沙汰いたしました。

  • Posted by: tofuku
  • April 4, 2005 12:00 AM
  • china | news

こちらでやっている仕事の大ボスが来中(?)し、その準備やら対応で忙しい日々を過ごしておりました。おかげで更新が遅れてしまいました。

ネットでアジア情報を見ている限りでは、日本では日韓関係、特に教科書問題と竹島問題で盛り上がっているようですね。日本は、中国との間にも尖閣諸島という領土問題の火種を抱えています。歴史的な経緯から見れば、「政治的な空白地帯であったためどちらに帰属しているかアイマイな所がある」という点では似たような問題と言えるかもしれません。また、領土問題がいつの間にか民族主義にすり替わってしまっている点でも似ています。ただ、尖閣諸島問題は、民族主義どうこうよりもやはり海底資源がターゲットになっているのに対して、竹島問題は漁業権どうこうよりも民族の恨み、という色彩が強い。日本では、韓国と中国、一緒くたにしてアジア問題を語るようなところがありますが、2つの国は本質的に違う国です。

それにしても、今回の韓国の対応はどうにもヒステリックすぎるように感じます。

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