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単位の壁

  • March 19, 2005 12:00 AM
  • none

香港のヴィクトリア・ピークとか、有名な夜景を評して(?)「100万ドルの夜景」と言ったりしますよね。どうして「1億円の夜景」と言わないのか。日本人にとって、1億というと生涯賃金の平均の半分くらい。妙なリアリティがあるからか。ニュースで「億」という単位が出てくる時はどっちかというと汚職みたいなダーティな話が多くてイメージが悪いからか。どんな理由か良く分かりませんが、ドルに換算するとちょっとオシャレな印象になってしまいます。

「クイズ・ミリオネア」もそうですよね。ご存知の通りご本家はアメリカ(日本のクイズ番組ってアメリカ直輸入の物が多いんですよね)。そのままカタカナ化されていますけど、本来は「クイズ百万長者」と訳されるべき。それではなんか安っぽい。だからといって「クイズ億万長者」では1000万円の最高賞金に対して大げさ過ぎるし、嘘になっちゃう。

千、万、億、兆と繰り上がっていく漢字文化圏とサウザンド、ミリオン、ビリオンと繰り上がっていく英語圏。こんな所にも文化の壁があるんですね。そういえば、中国にも「クイズ・ミリオネア」のコピーとおぼしき番組がありました。タイトルは忘れました…こんどチェックします。「クイズ・万元戸」とかだったら面白いのだけど。

(「万元戸」、僕の世代は社会の時間に習ったんだけど、20代の人は知らない人も多いだろうと思います。中国の80年代における金持ち農家の事ですが、以降、著しく所得は倍増しており、中国でもこの言葉は死語になっています。)

というわけで1000万人民元の夜景:上海、下の大阪もそうですが、日本の夜景と比べると、やっぱり間接照明系の電飾が多いですね。レストランやバーでも、中国では間接照明を巧くあしらったお店が多いです。

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