- March 11, 2005 12:00 AM
- architecture/design
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こちらに着いた日は、小春日和でした。なんだ結構あったかいじゃん、なんて思っていたのですが、大間違い。今日は北風がビュービューの氷点下デー。ちょっと風邪気味です。
大阪は梅田のHEP5という商業施設。写真はその上に載っている(正確に言うと上の方に挟まっている)観覧車です。ビルの上からの出発ですから、最上部ではかなりの高さに達します。一周15分で500円。一般的な観覧車の相場よりは安いですが、中国の物価感覚からすれば依然として高い。どうしても乗りたくなったので、尻込みする中国人たちを口説き落として乗ってきました。だって観覧車に一人なんて寂しすぎるもの。
建物は、街の中心部にあればあるほど、細く/高くなっていきます。地価の関係上、仕方ありません。そして、建物の性格上繁華街にあることが多いデパートやショッピングセンターでは、どうやって買物の予定のない客を上の方の階に連れて行くことがキーになります。一昔前のデパートでは上にレストラン街や催事場を持ってきてましたね。最近はタワーレコードやHMVなどの大型CD店にテナントとして入ってもらう事が多いみたい。店舗のプロはこの事を「シャワー効果」なんて呼んでいます。(余談ですが、1階に女性客を惹きつけるブティックや消耗品である化粧品売場、地下に食料品売場を置き、その上の婦人服も買っていってもらおう、という戦略を「噴水効果」と呼びます。)
この「HEP5」では、そのアトラクティブな要素を(価格を安めに設定した)観覧車にしていて、それが同時に建物のシンボル=看板にもなっているわけです。下りていく階段の作りも複雑で、下りる間に沢山の店の前を歩かされます。ある意味、大阪の商魂が如実に表現されている建物。なんて偉そうなことを、中国人パートナーたちに講釈を垂れつつ楽しく乗っておりました。