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February 05, 2005

成長のスピード#2

段階的というより、同時多発的に発展している印象、という話を書きました。なんか最近硬い文章ばっかりですみません。グラデュアリィというよりはサイマルティニアスリィってことです。横文字にしてみただけです。

で、その中でも政府が特に力を入れているのが科学技術で、日本を含む諸外国を追い抜いてしまった分野もあります。例えば、有人宇宙飛行に成功したのは記憶に新しいところ。「ミサイルの技術を応用しただけで、技術的には大したことはない」という批判もあるようですが、技術開発に軍事技術を応用するのは至極当たり前の話でして、「有人宇宙飛行」という文言を何よりも大切にする中国人にとってみれば、そんなの負け惜しみにしか聞こえないことでしょう。「有人」であることで、「有人」をやったことのない国には持ちえない技術も生まれます。宇宙飛行をやったことのない国がテンピュール枕を開発するでしょうか。いや、しない(反語形)。しない事にしといてください。
(そういや、NASA開発の蟻んこ養育器を輸入販売してる人いましたねぇ。彼も上海に事務所作ってます。北京にも作ろうよ、って言ってるんだけど…)

そういった、部分的に突き抜けてしまった例の一つが、上海のリニアモーターカーです。日本では、「21世紀の夢のマシン」として、僕が物心ついたときから実験してたような気がするんですが…日本が足踏みしてる間に、中国ではドイツの技術供与によって一挙に実用化されてしまいました。30キロを7分20秒で繋ぐ夢のマシン。最高時速は430キロ。乗ってみましたが、最高速度ではまるで飛行機に乗って低空飛行しているような速さで、減速時の新幹線レベルの速さが非常にだるく感じます。上海に行かれる予定の方は是非体験してみてください。

大阪万博の時、訪れた日本人達は未来絵図に心躍らせたわけですが、そういった絵図がここに実現している、という印象です。ですから、30年分が一度に来ている、というよりは未来も含めて一度にやってきている、という表現の方が正しいかもしれません。リアルなレトロフューチュア。

投稿者 tofuku : February 5, 2005 12:00 AM