Home > architecture/design > 建築家の道具#2

建築家の道具#2

プレゼンテーションに行く前に作った資料をパシャリ。だいぶ前に撮った写真。

昨日のSKYNNというペンはドイツのロットリング社製。建築でも機械でも製図をやった人は知らない人は居ないくらいの、製図用のペンで有名な会社です。正確な幅のキレイな線がビシッと描け、それまで主流だったカラス口を駆逐したというペン。今でこそ設計の現場はCADが主流ですが、昔はドラフトマンとかトレーサーとよばれる製図屋さんが設計図を仕上げていました。古き良き時代の建築家はそれに鉛筆で直しを入れます。この線はこうだぞよ、と。

村野藤吾という優美な曲線を用いる建築家の図面集を所有しているのですが、綺麗な図面の上に、村野さんの迷いながら描いた鉛筆の線がうねっています。この何本もの曲線の中から、一本の細い線を選び出す担当者の苦労は推して知るべしですが、概して、建築家というものは偉くなればなるほど使うペンの太さが太くなる、という傾向があるようです。クレヨン状態なブットい鉛筆やら木炭やら。どんどん太くなる。

製図用ペンを作ってる会社の、細い万年筆を使っている僕なんてまだまだなんですね。「実力を培うより先に道具から入り、道具に引っ張っていってもらう」をモットーにしていますので、ステップアップのための次の道具を探さなくては。

次回は鉛筆の話をしましょう。

Home > architecture/design > 建築家の道具#2

Search
Feeds

Return to page top