- January 30, 2005 12:00 AM
- china
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世界話が出たついでに、今日はちょっと真面目な話を書いてみます。
最近、検索エンジンなどでも、日中・中日辞書機能があるところが増えて来ました。そういったところで、「国際連合」または「国連」を中国語訳してみます。
出てくるのは、「連合国」という訳です。ご存知の通り、第二次世界大戦は連合国VS枢軸国の戦争でした。戦後、勝者である連合国を中心として作られた組織が「国際連合」。この訳は、歴史的事実の一側面を大きくクローズアップしすぎている嫌いはありますが、間違ってはいないと思います。こう理解していると、だから連合国の中心となった国々が「拒否権」を持った安保理常任理事国となっているのかー、と至極納得がいきます(この点には様々な主張があるようですが、結果的にそうなっているということです)。
対して日本の教育ではどうでしょうか。うろ覚えですが、第二次世界大戦の発生を阻止できなかった国際連盟への反省を踏まえて作られた平和のための国際機構」的な教えられ方をした記憶があります。これも事実の一側面ですが、「なぜ経済的に発展し、世界平和に貢献している(はずの)日本が常任理事国となれないのか?」というウヤムヤっとしたものが残ります。
日本は常任理事国入りを目指していますが、国際連合=連合国と思っている(少なくとも同じ語を用いている)中国の立場からすれば、「戦争に負けた国がなに言っとんだ、ちゃんちゃらおかしいわ」と思われているかもしれません。この訳一つとっても、中国と日本の歴史認識の違いが分かります。
歴史認識については「歴史教科書論争」というのがありますね。論争の内容はともかく、僕はとっても意義あることだと思っています。ようやく我々が情報のオーソリティである教科書を疑えるようになった、大げさに言い換えれば、日本人が情報を受動的に受け取っていた時代から一歩踏み出した、と思うからです。
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