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April 2004 Archive

夜は寒いですね(東京地方)

  • April 8, 2004 12:00 AM
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いきなり穴あけちゃった…

ま、いっか。今日は寝ます。

ディズニィと消防



デザイン的にもなかなか面白かった東京ディズニーシーですが、建築設計者の立場からは、他にも気になるところが色々とあります。特に音響やら空調やらの設備をどうやって処理しているかは、かなり気になるところです。

ただ、スピーカーやら空調の吹き出し口、電灯といったものは設計段階できっちりと計画しておけば意図どおりにできます。デザインどおりに行かない不可抗力が発生するモノ・・・それは、消防設備、避難設備といった消防署が指導する設備類です。避難はしごとか「非常口」サイン(誘導灯といいます)は、事前に消防署との打ち合わせをしていても、竣工直前の「検査」で簡単にひっくり返されたりします。

写真の消火器ボックスも、竣工間際に消防署の人に「ここ消火器ないじゃない!ちゃんと設置しておくように!」と指導されたんだろうなー、周りのデザインテイスト(イスラム風)に合わせながら頑張って作ったんだろうなー、と思います。でも、周りからは明らかに浮き上がって見えます。あちゃー。

設備をどのように隠しているか。消火器を宝探しのように探して歩く、というのも「冒険」がテーマのディズニーシーに相応しい楽しみ方といえましょう。皆様も是非。

ディズニィ#2



様式がだんだんと変わっていく所がスゴイ、なんて書きましたけど、写真の「リトル・マーメイドの館(?)」みたいなのはちょっと無理がありました。日光江戸村に突然竜宮城があるようなものだものね。

ディズニィ#1

タダ券を頂いたので、東京ディズニーシー、というトコロに行ってまいりました。

最初、「ディズニーランドの隣にディズニーシーというのが出来るそうだ」という話を聞いたとき、新手の冗談だと思いましたよ。ランド=陸地に対して海な訳でしょ、来る人みんな泳がなきゃいけないじゃない!とかね。しばらく経ってから、正式発表され、それからはあっという間に建ってしまいました。

建設業筋からは、工期がだいぶ厳しいらしい…という噂が聞こえていました。竣工間際には、東京周辺のゼネコンの若手社員が全員投入される位の勢いで工事し、なんとか間に合わせたようです。内外装の塗装は、これまた東京周辺の美大生がバイトとして投入されたとか。僕も、友人が学生時代に担当した部分をしっかりと確認して来ました。面白いのは、外装は油絵科の生徒が担当し、その他の学科の学生は内装をやったんだそうです。まあ、油絵の具と耐候性の塗料は「ねっとり感」が似ているのかもね。

さて、感想は…。僕も、「まあ、アメリカ文化だよねぇ~、いろんな様式をない混ぜにして非日常を演出してるんだよねぇ~」なんて言いながら、クールな視線で見てくるつもりでしたが…その完成度の高さに「これは凄い!」と驚嘆してしまいました。もちろん、職人と美大生の汗の結晶である塗装(というか殆ど「絵」の世界)も力がかかってるのですが、全体の景観計画にかなりのエネルギーが費やされているのを感じました。

エントランスのベネツィア風(フィレンツェ風の所もある)に始まり、禁酒法時代のシカゴ風、ニューヨークのダウンタウン風、サンフランシスコ港風、南仏の漁港風、古代ローマの遺跡風、19世紀のフランス鉱工業風(ジュール・ヴェルヌSF風)、1920年代のSF映画風(フリッツ・ラングSF風)、インド風、イスラム世界風、ユカタン半島マヤ文明風…ざっと挙げるだけでもこれだけの様式、というかデザイン・テイストが散りばめられ、それらが奥に向かってグラデーションのように変化していきます。20m歩くごとに様式が変わってゆく感じ。また、様式に「落差」が生じてしまうところはシンボルである火山の尾根で絶妙に視線を遮っています。でっかい模型を使ってスタディを重ねたんだなぁ、とすっかり感心してしまいました。ディズニーの底力を見せつけられた感じでした。

でも、春休みとはいえ、あの行列、なんとかならんもんかねぇ…

さくら

  • April 2, 2004 12:00 AM
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桜です。春の花、ニッポンの花。

東京は、先週末くらいに満開と言われましたが、高いビルの陰に生えてる桜は開花が遅れているようでした。私の事務所の近くの首都高速の下に生えている桜も、ようやく満開になったかと思いきや、昨日の雨に降られて散り始めました。まだ頑張ってますけど。

桜の花が咲くと、もう、春がやって来たことは疑いようのない事実。コートを着込んでいると滑稽にみえちゃいます。夏は葉に覆われ、秋は落葉し、冬は幹と枝だけになる。樹木に特別な思いを抱いてない人にとっては、そんな「普通の木」から、突然、ピンク色の花が吹き出すわけです。もともと、ふつう、都市風景にはピンク色なんて色はないわけで、そこに「どっ」とショッキング・ピンクがやってくる。他の季節にはない、季節の始まりを告げる一大イヴェントといえるでしょう。

「エロス」と「タナトス」という言葉があります。ユングやフロイト関連の本にしばしば出てくる術語ですが、簡単に言えば、エロスとは「生への欲動」、タナトスとは「死への欲動」のこと。(例によって簡単にしか知りませんので、ツッコまないで下さい…少なくとも性への欲望でないことは確かです)春、新入生、フレッシュ、といったライブな桜のイメージも、裏を返せば、タナトスのイメージを呼び起こします。

有名なのは「桜の樹の下には屍体が埋まっている!」という梶井基次郎の短編ですね。お花見の席で女の子にこの話をして、「やだー!○○くんってコワーい!」なんて脅かしたり。そういうことやる奴はモテません。僕の事ですが。それと、坂口安吾「桜の森の満開の下」でもタナトス系の桜描写があります。

春は自殺者が急増する時期でもあるようです。就職や受験に失敗した、とか他の理由もあるかもしれませんが、鬱病に苦しんだ経験のある人に聞くと、一斉に芽吹いてくる花や緑や人々の晴れやかな笑顔と自分の心理とを比較してしまい、より絶望に見舞われてしまうんだそうです。エロスに強い光があたると、タナトスにも強い陰が落ちるということでしょうか。

なんか今日のニッキは後味悪くてすみませんが、この時期の花を愛でることが出来る幸せを噛みしめつつ。

セカンド・シーズン

  • April 1, 2004 12:00 AM
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新年度、でございます。
ここのところ、日記は月1回、一言何か書けばいいほう、なんて日が続きました…。

以前の日記を読み返して見ると、このころは面白いこと考えていたなあ、とか、このころはこんなことに夢中になっていたなあ、とか、いろいと思い出されて楽しいです。最近は、ウェブログのウェブサイトも日本で浸透してきて、間口が広がって来ているようですし、皆さんも書いてみては如何でしょうか、なんて思います。

というわけで、今年は、心を入れ替えて頑張って頻度を上げていこうと考えています。「イワユル・ニッキ・セカンド・シーズン」突入です。

ところで、イマサラ感が漂いますが、「24」というドラマ、面白いらしいですね。24時間でひとつの話が終わるんだとか。で、好評なのでセカンド・シーズンまで出ているとか。「セカンド・デイ」とか言う方が正しいような気もしますが…

それをいうなら、このニッキも「セカンド・イヤー」とか言うのかな。

このニッキ、後になればなるほど、文面が面白くなくなってきているような気がします。今年は、皆さんを楽しませるような毒を盛り込んで行きますよ!

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