作品
VIP碁会所、北京


中国将棋、チェス、碁、ブリッジ、麻雀、などのボードゲーム競技を管轄する政府系組織、中国棋院の貴賓室兼プレイルームのインテリア設計。
中国では、これらボードゲームはスポーツの一つとして認知されており、中国棋院も体育局の下部組織になっているほどだ。その感覚はゲームする空間まで及んでいるようで、庶民は道端や公園など、屋外でのゲームを好む傾向があるし、また、今回設計することになった部屋も、天井高が4メートルを超える体育館のような空間だった。
ゲーム類を空間化するにあたっては、碁盤や将棋の駒をモチーフとして使うのもあるだろうが、あまりやりすぎるとキッチュになってしまうし、第一、どのゲームを題材にするかによって組織内のセクショナリズムに巻き込まれてしまう。そこで、ボードゲームに共通する「ボード」の素材、木を中心に用いる事にした。壁、天井に亘って、ストライプ状に切りわかれた木パネルが捩じれてゆく。その間に張られた膜は、天井部分では光天井となってボードゲームに最適な均質光を提供すると同時に、屋外のように明るい空間を可能にする。この、「頭脳スポーツのための体育館」、とでも呼ぶべき部屋は、北京オリンピック後に開かれる「ワールドマインドスポーツゲームズ」の会場の一つとなるべく施工が進められている。



Type: Interior / VIP Lounge
Place: Beijing, China
Area: 380sqm
Period: 2008.03-2008.04 [Design], 2008.04-2008.07 [Construction]
Team: Daisuke Tofuku, Tong Ling, Sun Li, Wang Yaohui [Pan-China], Hoshiaki Ishikawa [Equipment]
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